2006年7月30日日曜日

TLM80キャブセッティング(NSR50/80用18Φキャブ)

19φ加工したキャブの、私なりのセッティングを少し・・・




吸気側です。出っ張った部分を削り取り、吸気の流れをスムーズにして有ります。メインジェット110番、スロージェット40番です。




NSR-miniのメッキスロットルバルブにNSR50?のピン。ピンの刻印はJ52Cとなってました。クリップ位置は最上段です。
メインジェットは112番ないし115番にしたい所ですが、アクセルの開け始めが濃くなり過ぎ、(クリップ位置が最上段でこれ以上薄く出来ない。ロードでは問題無いかも?) このピンでは110番が限界でした。




で、全開部分を濃くするために、(メインジェットで計量してるので、ピンによっては濃くならない事も有りそうですが・・・)先端部分を削って有ります。デコボコしてるのは、バクダンキット効果を期待してのものです。
じゃーねー。


2006年6月17日土曜日

TLM200/220用幅広グリップに交換

TLM200/220用のハンドルグリップに交換しました。




ステップやペダルもですが、どうしてもTLR200/TLM50のグリップの幅が好きになれません。TLR以前にもっと幅広のグリップが有ったのに、何故あの幅なのか?不思議です。




上の白いのがTLR200/TLM50用、下の黒いのがTLM200/220用のスロットルパイプです。
TLM200/220用は5mm長くなってます。僅か5mm、されど5mm。握った感じは随分違います。説明しづらいのですが、しっくりきます。操作もし易い感じです。
このスロットルパイプに交換すれば、純正は勿論レンサル等の社外グリップラバーも問題無く使用出来ます。
★53141-KR8-000 スロットルグリップパイプ
★53165-KR8-000 R.ハンドルグリップ
★53166-KR8-000 L.ハンドルグリップ

TLR200/TLM50のスロットルパイプにレンサルやTLM200のグリップラバーを付けると、ラバーがスロットルハウジングに擦ってアクセルが重くなり、最悪アクセルが戻らなかったりします。


2006年6月14日水曜日

TLM50にCR80のクランクは?

十数年前から気になってた、CR80のクランクを手に入れました。




このクランクはTLM50よりストロークが6.4mm長く、もし組み込む事が出来ればボア39mm×ストローク47.4mmで56.59ccになります。私の80ccに組み込めば49.5×47.8で91.94ccです。少しボアを広げれば、夢の100ccオーバー!だーっ!




左がCR80、右がTLM50のクランクです。CR80のクランクは径が大きいですが、現在使用中のNSR80クランクと同じくらい?じゃないかと・・・しかし!




幅がっ!違うっ!どうにも成らないのが、左側のプライマリードライブギヤの位置です。これではクラッチのギヤと噛み合いません。残念ながら顕かにNGですね。
ホンダは4st.メーカーで、2st.エンジンの種類は限られています。MBXエンジン以前の、輸出用MB100のクランクも使えませんし、CR80も使えないとなると、TLM50のストロークアップ、オーバー100ccの夢は・・・やはり、夢でした。


2006年2月19日日曜日

TLM50にTLR200のタンクを載せてみる

JACKさんのリクエストにより、TLM50にTLR200のタンクは載るのか検証してみました。
すみませーん!JACKさーんっ!許して下されーっ!掲示板では取り付け位置と長さが違うので、載らないと自信満々に書きましたが・・・




載りましたーっ!載ってしまいましたーっ!なかなか格好いいじゃないですかーっ!
ただーし、3箇所当たってます。




ハンドルを目一杯切った時にトップブリッジと当たってます。




タンクの右下とチャンバーが当たって、これ以上下がりません。




したがってネジ穴とゴムが面一になりません。

しかし、こんな事は些細な問題です。チャンバーカバーの当たる部分だけ切り取れば大丈夫みたいだし、トップブリッジに当たる部分はモンキーで挟んで少し曲げれば何とかなると思います。
まぁ、フルロックしなければ何の問題も無いんですが・・・


TLM80 フレーム加工などなど



One-Peaceさんのリクエストにお答えして、TLM80の詳細を少し・・・
画像は拡大してご覧下さい。




スイングアームはTLM200の物です、幅が3mm拡いのでフレーム側を左右1.5mmずつ削って付けました。確かシャフト径も違ってたと思います。エアークリーナーボックスはFRPで自作、コネクティングチューブはCRMの物を加工して有ります。




エアーフィルター(真っ黒になってて分かりませんが)はデイトナの汎用を釣り用のテグスで縫って、防振用のゴムで作った枠に縫い付けて有ります。TLM220と同じで簡単に取り外す事が可能。




リンクの下側を止めるステーをこの位置に溶接。(前側からの画像です)しかしこの位置ではボルトの抜き差しが出来ず、(フレーム内側に当たる)ステーの前側に切込みを入れ、リンクにボルトを通した状態で取り付けるようになってます。




取り付け部分が盛り上がりタンクに当たります。私の場合はFRPのオリジナルタンクですので、その部分を凹ませて作りました。スタンダードのタンクは内側を叩いて当たらないようにしなければなりません。
タンクの取り付けネジの部分も後方に移動してます。




ディスクの回り止めボルトを通す穴です。ボルトがディスクに当たらないよう頭を2mm位に落として使用しました。スイングアームが斜めになっている為、平行になるようにファイバーで盛り上げてます。




リヤのマスターシリンダーを取り付ける為にここにもステーを溶接しなければなりません。マスターシリンダー、ブレーキペダル共RTL250の物です。




最初は分離給油でしたので、こちら側にオイルタンク(FRP)を付けてました。




ステーを溶接し、サブタンクを金属バンドで固定。




リヤショックの取り付けには特に気を使わなければなりません。リンクとフレーム側の取り付けが左右に少しでもズレると、ショックの動きが悪くなります。フレーム側の取り付け金具に余裕を持たせ、動きを見ながらワッシャーの数で左右に調整出来る方が良いかも知れません。




取り付け金具は、建築用のTの形をした物を曲げて溶接して有ります。建築用では弱いんじゃないかと心配でしたが、何とか持ちましたね。出きれば強度の有るバイク用の高張力鋼を使用したい所です。

2007/02/18 追記




TLM200/220のスイングアームに、'88RTL250のホイールを組み込む為の加工です。パーツは散逸し、記憶も曖昧なので仮組みしてみました。これで問題無い筈です。




左がスプロケ側のカラーで、幅15mm。部品番号 (42311-ND9-000)
ND9ですのでRTL専用部品ですね。
右がディスクプレート側で、幅17mmでTLM200/220のリヤホイールサイドカラーと同じ物です。




15mmのサイドカラーではこれ位しか出ません。
これで組み込めれば良いんですが、そう簡単では有りません。RTL250用は幅広ですので、TLMのスイングアームに入れるには、キャリパーのブラケットを削らなければなりませんでした。




この面(スイングアーム側)を鉄ノコで薄く切り取りました。




シャフトの通る部分が18.3mm




回り止めの穴が空いてる部分が7mm余りです。この部分はノコもヤスリも入りにくく、作業がしづらくて少し斜めになってます。

この状態で組み立てると幅が約181.5mmになり、TLMスイングアームの内側180mmより、まだ1.5mmほど幅広ですが、スイングアーム自体が拡がりますので、そんなに苦労しなくても取り付けられます。

※キャリパーの回り止めは、M8ボルトの頭を2mm位まで薄くして、内側から通しました。外れると危険ですので、ネジロックをして置いた方が安心です。